1960年代には東京・みゆき通りに  [ファッション・雑誌・モデル]

集まる流行に敏感な若者、総称して「みゆき族」の間に流行していたニュー・イングランド風のファッションを、アメリカ東海岸名門大学グループ「アイビーリーグ」にちなんで「アイビー」と読んだが、このアイビー・ブームを打ち出したのがこの会社である。

みゆき族の間ではヴァンヂャケット社のブランド「VAN」の紙袋を持つことさえおしゃれであるとされ、「VAN」はその後日本のファッションシーンの最先端を走り続けた。

アイビーファッションの信望者の中では神様的扱いのブランドであった。1970年代になっても人気は衰えず、「JUN」など似たようなアルファベット三文字のブランドも増えた。

青山に本社ビルを構え、企業内クラブとしてアメリカンフットボールのチーム「VANGURDS」を持つなど、当時時代の最先端を行く企業として若者の間の人気は高かった。

社長であった石津謙介が世に送り出したものはたくさんある。アメリカンフットボールのチーム「VANGURDS」、家具の「アルフレックス」、雑貨店「オレンジハウス」、小劇場「VAN99Hall」などである。
update:2009年10月03日